駄菓子を買うとき

私の子供時代は駄菓子屋さんに入るときはいつも100円玉をひとつ握っていくのがパターンでした。駄菓子屋には10円〜30円の品物がたくさん並んでおり、そのまま買う駄菓子や、くじ引きを引くことによってもらえるものが違う駄菓子がありました。

その100円の範囲内で駄菓子を組み合わせて買うのですが、同じ店で同じ100円分の駄菓子を買っているのに、店を出るとき子供たちが握っている駄菓子を詰めた袋には見栄えにかなり差がありました。買い方の上手な子供は、100円の範囲内で駄菓子をなるべくうまく買うようにちゃんと考えていたのです。

このサイトで紹介している駄菓子を例にして、100円玉で買う組み合わせを考えてみましょう。10円の駄菓子を5つ。くじ引きになっている駄菓子がいいですね。串のカステラは10円で当たれば特大、はずれてもかわいい4連カステラなので好きでした。そして、カレーせんべいや青りんごラムネでくじ引きを引く楽しさを味わうのです。はずれてもたくさんもらえるチョコの輪なども好きです。

20円のくじ引き。1回。数字によっていろんなものが当たるのですが。10円のくじよりも当たったときの賞品がよいので楽しみなのです。プラモデルなどの豪華賞品もありました。しかしハズるとガム1個とか相当しょぼくなってしまうため、挑戦は1回だけに抑えていました。

キャベツ太郎や人参などの袋のスナック1袋・・・20円。袋のスナック系を必ずひとつ入れることがポイントでした。これがあるのとないのでは見栄えが全然違うのです。最後はパチンコガムかコインチョコ・・・10円。これは10円〜100円の当たりが出る可能性があり、一発逆転が狙えるからです。

とまあ、こんな感じで買うと見栄えがよかったです。豪華賞品ほしさに20円や30円のくじに何度も挑戦し、ハズれてしまった上に袋のスナックを買わなかった子の袋の中身は見栄えもサムくて、その後のおやつタイムはさみしい感じがしました。駄菓子を買うのもテクニックがいるのでした。

お菓子クイズ

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