懐かしい駄菓子の思い出

30円のくじ引き

  

なんと1回30円。
10円や20円の駄菓子をたくさん買うのが私たちのパターンでした。しかしこれは少し高い。

100円玉をもった小学生が手を出すのは勇気のいるくじ引きでした。予算の30%を消費するわけですから。

しかし、その賞品がなかなかお得なのです。
くじは丸めた紙をストローにつっこんだものがたくさんあって、その中からひとつを選ぶのですが、出るのは○か△か×の3種類だけです。

○がでると大当たりです。
なんとアーモンドチョコや箱入りビスケットなど、150円相当の品がたくさんある中から好きなものをひとつもらうことができます。

△も当たりです。
50円相当のチョコやガムやキャンディーがもらえます。

しかもこのくじ引きは○や△が出る確率はそんなに低くないのです。私もよく当たりました。

だがしかし、やはり3つの中で一番出やすいのは×です。
いわゆるハズレですが、こいつが出たときはブルーです。

×の賞品はどう見ても30円もしない駄菓子だからです。
同じ駄菓子屋で10円で売ってるようなガムが×の箱の中にはたくさん詰まってます。

つまり、当たれば天国ハズレれば地獄ということです。
最初にも書きましたが、100円玉ひとつを持ってやってくる子供たちにとって、この駄菓子屋における30円のくじ引きは大きな賭けです。30円あれば10円のくじが3回も引けるのですから。だから滅多にこのくじに挑戦する子はいませんでした。

ですが、他のくじで金券が当たった場合は別です。
宝くじに当たった臨終収入を使うような気分で思い切って挑戦したら見事大当たりが!ということはよくありました。

駄菓子屋にはこういう楽しみもあったのです。

  

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